こんな症状を診ています

前立腺検診

一般的な診察に加えて、血液検査や前立腺の状態を評価するための超音波検査(エコー)を行います。

また、前立腺がんの可能性を調べる目的で、PSA(前立腺特異抗原)検査も実施します。これらの検査結果を総合的に判断し、前立腺肥大症による症状なのか、あるいは前立腺がんの疑いがあるのかを丁寧に見分けます。

必要に応じて直腸診や追加の精密検査を検討し、どの段階でどの検査が必要かを慎重に確認します。そのうえで、患者さまの症状や生活背景に合わせて、最も適切な治療方針をご提案いたします。

膀胱炎、尿道炎などの感染症

尿道炎や膀胱炎といった尿路の感染症に対しては、適切な抗菌薬による治療を行うだけでなく、再発を防ぐための日常生活の見直しも重要です。

当院では、症状の改善だけにとどまらず、水分摂取の仕方や排尿習慣、清潔の保ち方など、生活の中で気を付けていただきたいポイントについても丁寧に指導しています。

とくに膀胱炎は、体調や生活環境の変化によって繰り返しやすい傾向があるため、予防の観点から生活リズムの整え方や、冷え対策、トイレを我慢しない習慣づけなどもお伝えしています。

尿の異常を早めに気づく方法や、症状が出たときの受診のタイミングについてもご説明し、再発を防ぎながら安心して日常生活を送れるようサポートしています。

腎結石、尿管結石

腎結石や尿路結石に対して、当院ではまず痛みの程度や発熱の有無などを丁寧に確認し、急性期で強い痛みを伴う場合には、鎮痛処置や点滴などの初期治療を行います。

結石の大きさや位置、おおまかな状況を把握するために、超音波検査(エコー)を用いて尿の流れや腎臓の腫れ具合を確認し、自然に排石できる可能性が高い結石なのか、より専門的な治療が必要となる結石なのかを判断します。

当院には結石破砕装置はありませんが、エコー検査や症状の経過から総合的に評価し、破砕治療(ESWL)や内視鏡による手術が適切と考えられる場合には、連携している専門病院へ速やかにご紹介いたします。

痛みのコントロールから治療方針の選択、必要に応じた専門医療への橋渡しまでを一貫してサポートし、安心して治療を受けていただけるよう努めています。

尿が近い、出づらい、もれ

排尿に関するお悩みに対しては、まず膀胱や前立腺の状態に異常がないかを丁寧に確認します。

超音波検査や尿検査などを用いて、膀胱の働きや尿の残り具合を評価し、前立腺肥大症や膀胱炎などの病気が隠れていないかを慎重に見極めます。

そのうえで、原因に応じた治療を行い、排尿ができるだけ自然で快適な状態に戻るようサポートします。

また、これらの症状は中高年だけではなく、若い方でもストレスや生活リズムの変化によって起こることがあります。当院では若年層の方の相談にも対応しており、必要に応じて生活習慣のアドバイスも行っています。さらに、お子さまのおねしょ(夜尿症)についてもご相談いただけます。

一人ひとりの年齢や状況に合わせて無理のない治療方針をご提案し、安心して日常生活を送れるよう幅広く支援しています。

性器の外見の異常

性器の外見に異常を感じる、違和感があるといったお悩みに対して、当院では視診や必要に応じた超音波検査で丁寧に確認します。女性の場合は、膣の異物感や膀胱が下がってくる膀胱瘤などが原因となることがあり、日常生活に影響が出ることもあります。

症状の程度に応じて経過観察や生活指導を行い、より専門的な治療が必要なケースでは婦人科・泌尿器科の専門医療機関をご紹介します。デリケートなお悩みにも気軽にご相談いただける体制を整えています。

尿路ストーマカテーテル管理

尿路ストーマ(尿の出口をお腹に作る手術)や、膀胱・腎臓にカテーテルが挿入されている方に対して、当院では継続的な管理と定期的な交換を行っています。他院で手術を受けられた方でも受診していただけます。

ストーマ周囲の皮膚トラブルの確認や、カテーテルの閉塞・感染の予防など、日常生活で気を付けていただきたい点もあわせてお伝えし、安心して日常を過ごせるようサポートしています。

男性不妊症・更年期障害、ED

「男性不妊症」「男性更年期(LOH症候群)」「ED(勃起機能の低下)」など、男性特有のお悩みに対して、当院ではプライバシーに配慮しつつ丁寧にお話を伺います。

症状や生活背景を確認し、必要に応じて血液検査(ホルモン値)、尿検査、超音波検査、精液検査などを行い、原因を慎重に見極めます。

男性不妊症では精液の状態や感染の有無、精索静脈瘤の可能性を確認し、治療や生活改善の方針をご提案します。さらに高度な治療が必要な場合は、連携施設をご紹介します。男性更年期が疑われる場合には、ホルモンバランスや生活習慣を総合的に評価し、必要に応じて薬物療法も検討します。

EDに対しては、基礎疾患や薬の影響を踏まえたうえで、生活改善や内服治療(PDE5阻害薬など)の選択肢をわかりやすくご説明します。どの症状にも複数の要因が関わるため、検査結果を踏まえながら、無理のない治療方針を一緒に考えていきます。

お子様の性器、排尿の異常

お子様の性器や排尿に関する異常についてもご相談いただけます。

健診で見つかる停留精巣や陰のう水腫のほか、陰茎・陰嚢の痛み、腫れなどの急な症状にも対応します。

また、夜尿症が続いてしまう場合や、排尿の回数・勢いの異常など、日常で気になるポイントについても丁寧に評価し、必要に応じて検査や生活指導を行います。

お子様の成長段階に応じて適切な治療や経過観察の方法をご提案し、保護者の方が不安を抱えずに過ごせるようサポートいたします。

診療時間

features

月曜日は夜間18:30まで診療を行います。

受付は診療終了の30分前までです。木・日・祝は休診です。
診療時間が変更になる場合、ホームページにてお知らせいたします。ご来院前に事前にご確認をお願いします。

受診のご予約

予約は30分の枠に複数の患者様の予約を受けています。診察内容、患者様の具合などによりどうしてもお待たせしてしまう場合がございますので、お時間に余裕を持ってお越しください。

発熱等、コロナウイルス感染の症状のある患者さまはご予約・来院前にお電話いただくようお願いしております。

新型コロナおよびインフルエンザワクチン接種について

新型コロナワクチン、インフルエンザワクチンのご案内は、院内掲示にてお知らせいたします。